腰椎捻挫が12級13号と認定される場合

とりわけ40歳代以降14級9号と異なり認定される数は少なくなりますが、腰椎捻挫で12級13号が認定される場合下記の要件にあてはまることが必要です。

①事故直後に下肢、腰部~足指にかけて強い痺れを発症し 同症状が症状固定時にも継続していること

事故直後に医師に症状を訴えていない場合はあてはまらないケースがあります。


②MRI画像所見にて神経根の「圧迫」が明確に認められること、 胸・腰椎の全体に、年齢変性所見が乏しく、MRI画像所見にて、L3/4、4/5、5/S1のいずれかにヘルニア所見、椎間板突出が認められていること

40歳以降は年齢変性がみられるためこの要件であてはまらないことが多いです。


③自覚症状に一致して、ラセーグ、SLR、FNSテストで陽性を示していること


④支配領域に一致して、深部腱反射テストで、低下もしくは消失所見が得られていること

基本的には上記①ないし④にあてはまることが必要です。
さらに補完的に下記⑤ないし⑦にあてはまることが必要な場合もあります。


⑤大腿部と下腿部に筋萎縮検査で筋萎縮が認められること( 両側の大腿と下腿、膝を中心として10cm上下した部分の周径を計測、患側が痩せていること)


⑥MRIで末梢神経の圧迫が確認できないときは、 主治医に紹介状の作成を依頼し3もしくは3.5テスラのMRI撮影を受ける


⑦針筋電図検査により、下位ニューロン、末梢神経原性の異常所見=左右差が明確に確認できること


自賠責調査事務所の考え方は、「12級13号とは、他覚的検査により神経系統の障害が証明されるもの、自覚症状に一致する外傷性の画像所見と神経学的所見の両方が認められるもの。」です。

腰椎捻挫の診断を受けてこれから後遺症の申請を考えておられる方、特に兵庫県内(三木市・小野市・川西市・神戸市・尼崎市や姫路市・加古川市など)の方で上記検査をどのように進めたらいいか悩んでいる方は弁護士岡田潤に相談してください。

次はどのページをご覧になりますか?