可動域の測定方法

残念ながら、後遺障害診断書作成の際、肩関節や膝関節などの可動域を測定する医師の中には患者の疼痛を無視して、無理矢理、関節を曲げたりするなど不正確な測定を行う方が散見されます。

  • 計測器を使用しない測定
  • そもそも正常値をご存知ない医師
  • 起点や軸のとり方を間違えている医師

無料相談会で相談者様のお話しを伺っていますと、このように、後遺障害診断において、診断の根幹とも言える可動域測定について疑問を持たざるを得ない場合が少なからずあります。

その点、可動域測定についても事前に基本的な事柄を知った上で後遺障害診断を受ければ、不明な点は医師に確認することもできます。可動域測定について見ていきましょう。

可動域の測定

まず、計測は他動値で判断されます。
後遺障害診断書には、自動値と他動値の記載欄があります。
自動値とは、被害者が自発的に曲げた角度、他動値とは、医師が手を添えて曲げた角度です。
後遺障害等級は、他動値の比較で認定されますが、自動値+5°が他動値になります。

バイクの事故などで肩腱板損傷等、関節の稼働域が制限されている方は後遺障害診断書を作成されるタイミングや測定方法に注意しなければ本来12級7号該当の方が14級9号や非該当となることもありますので、早めに弁護士にご相談されることをお勧めいたします。